今日も会議で、あくびをひとつ

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【本まとめ】通る声には声帯筋トレが必要_「発声と身体のレッスン」

春眠亭あくびです。

※1回目 2018/03/27

※2回目 2018/04/02

※3回目 2018/04/09

※4回目 2018/04/24

【予定】※5回目 2018/05/22

 

最近聞き返されることが多いです。

「え?あんだって?」

と志村けんバリに聞き返されることが多いです。

僕は落語やラジオをやっていて、舞台用に大きな声を出すことはできるのですが、日常会話のボリュームにすると途端に聞き取りにくい声になりさがってしまいます。

 

長年これがコンプレックスで、色々と声の本を読んでみるものの精神論が多すぎてなんかしっくりこない。

 

 

発声と身体のレッスン 増補新版 ─ 魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために

発声と身体のレッスン 増補新版 ─ 魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために

 

 

そんなこんなでたまたま手に取ったこの本がかなりの名著。

とにかくわかりやすい文章。

そして、科学的に解明されている部分と、何故かわからないけどなんかうまくいく部分と、精神的な部分とを、ちゃんと分けて説明してくれる。

 

というわけで、いつも通りちょいちょいいらんギャグをいれつつ、適当に、意識低くまとめていきたいと思います。

そして、このまとめはあくまで僕の意見や解釈も入ってますので悪しからず。

興味持たれた方、名著なのでぜひ手にとって読んでみてください。

 

最低限通る声になるまでの道のり

まず、巷には「すぐに声がよくなる!」とか「5分で一気にイケボに!」とか「出会って4秒ですぐ合体!」とか、都合のいい本がたくさん並んでいます。

最後のは紗倉まなちゃんが出演してたAVのタイトルですが、とにかく「都合のいい本」がたくさんあります。

著者は「声がよくなるにはトレーニングを積むしかない。毎日筋トレするのと同じ」とあります。

 

すぐに声がよくなる方法はないのです。

一時的にいい声になった風になるだけで、喋り続けると、声が枯れるそうです。

 

じゃあどんな筋トレが必要か。

まとめるとこんな感じです。

 

  1. 柔らかくなる
  2. 腹式呼吸
  3. 声帯(軽め)+丹田
  4. 共鳴
  5. 声帯(通常)+共鳴+丹田
  6. 声帯(高→低)

 

ひとつひとつ見ていきます。

 

1.柔らかくなる

声は、声帯を息で震わせて、それを身体で共鳴させて発します。

ギターと同じ。声帯がギターの弦、息の強さは指の強さ、それを身体、つまりギター本体で共鳴させて響かせる感じ。

 

ギター本体をギュッと締め付けると音が響きません。

それと同じで、身体が緊張していると響かない

だから、身体はぐにゃぐにゃでリラックスしてないとだめ。

 

また、喉が緊張してると、声帯の門が激しくぶつかったりして、すぐダメになっちゃう。

そのためにも、リラックス大事。

 

◾︎トレーニング1

特に口に近い、首や肩や顔はストレッチしてグニャッとさせておく。

 

他の本でも同じこと言ってたから、声と身体の柔らかさは間違いなくリンクしてるんだと思う。

 

 

2.腹式呼吸

声帯を震わせるには、たっぷりとした息が必要。

そのためには腹式呼吸が必要。

なぜなら、胸式呼吸よりも息がたっぷり吐けるから。

 

腹式呼吸は鼻から吸うのが基本。

口から吸うと、声帯や喉に悪影響。

鼻毛や粘膜がある、鼻から吸う。

 

で、ここが目からウロコポイント。

まず、腹式呼吸って腹に空気を溜めてる訳ではなくて、横隔膜を下げることで内臓が圧迫されてお腹がふくれるのね。これ知らなかった。

横隔膜が下がることで、その分空気を貯めるスペースが物理的に広がるって感じ。

 

そしてもう一つ目からウロコ。

腹式呼吸であまり空気を吸えてる感触がなかったんですが、その場合腹だけじゃなくて脇腹や背中も膨れるイメージでやるといつもより多く空気が吸えます

これすごい。

僕の悩みを的確に答えてくれて、この人はメンタリストか?と疑念をもってしまうくらいには驚いています。

 

さて、トレーニング方法ですが、いたってシンプル。

◾︎トレーニング2

たっぷり腹式呼吸で腹に息をため、英語のSを発音する感じで息を吐く。

コツは日本語のシではなく、英語のSにする。

Sだと声帯が震えないので、単純に腹式呼吸のトレーニングになる。

日本語のシは、母音が入るから声帯震えちゃう。

 

よく劇団員がいきなり「アッ、エッ、イッ、ウッ、エッ、オッ、アッ、オッ」とやるけど、これ声帯にめちゃくちゃ負担かかってる。

柔軟体操せずに本域でダッシュするようなもん。

最初はSからならしていくのがベスト。

 

3.声帯(軽め)+丹田

腹式呼吸の訓練をしたら、まず軽めに声帯を震わせます。

 

◾︎トレーニング3-1

英語のZの発音をします。

歯が震えるはず。

震えが一部歯の方に行くから、声帯が震える負担を減らすことができる。

 

次に丹田から声をだすトレーニング。

丹田って、ヘソの握りこぶしひとつ分くらい下のところ。

 

◾︎トレーニング3-2

壁をグッと押しながら、英語のZの発音をする。

グッと押すと、腹の上、身体の中心あたりに力が入り、急に声が力強くなる。

これが丹田。

ここを意識しながら発声する。

 

ちなみに注意点。

トレーニングで使う壁は、AVでよく見る「男性器や女性器が埋め込まれている壁」だとトレーニングどころではなくなるので、普通の壁でやるといいかと思います。

 

丹田とか胡散臭いよなーと思ってましたが、やってみたら本当に声が力強くなって、これマジでやるべきです。

 

4.共鳴

身体を使って声を響かせます。

共鳴を使うと、マジで喉の負担が減る。発声が楽になる。

 

◾︎トレーニング4

ンーっていいながら、以下に手を当てて震える音程を探す。

 

それぞれ、響く音程が違うので、楽しみながら探す。

 

5.声帯(通常)+共鳴+丹田

ここまでウォーミングアップして、はじめて所謂「発声練習」をします。

とにかく声帯を労わる。

 

◾︎トレーニング5-1

ハミングして共鳴させながら少しずつ口を開けて、アーと言いながらも共鳴を続ける。

これを、以下5種類やる。

 

◾︎トレーニング5-2
共鳴を鼻から顔全体にしながら、アーエーイーウーエーオーアーオーと長く共鳴させる。

色んな共鳴をやったが、基本は顔全体を響かせること。

演劇で一般的に使われるのは顔の共鳴。

逆に、頭や喉や胸が震えていたら、顔が共鳴するように音程をチューニングする。

 

◾︎トレーニング5-3
トレーニング5-2を、壁を押しながら、丹田を意識しつつやる。

 

6.声帯(高→低)

最後に、普段使わない声帯の筋肉を使って、鍛える。

 

◾︎トレーニング6

共鳴させ、丹田意識しながら、「アー」を高音から低音にしていく。

 

おまけ:滑舌のトレーニング

◾︎舌のトレーニング

  • 口の中で舌を回す
  • 上下左右に舌を突き出す。

◾︎唇のトレーニング

  • プルルルルルって唇を震わせる。
  • パパパパパパパパって唇の開閉を行う。

◾︎顔のトレーニング

  • 顔を上下左右にひっぱる
  • クシャクシャのクシャおじさんにする。

 

 

つまりは筋トレということ

声はとにかく毎日使うから、ちゃんと筋トレして鍛えた方がいいなと思いました。

いい声になってイケボになって歌い手になってワーキャー言われるようになりたいですね。